マンションの大規模修繕工事はどっちがいい？・・設計管理方式と責任施工方式

マンション大規模修繕工事は３つの方式があるといわれています。

そのうち設計管理方式もしくは責任施工方式のどちらかの方式を採用するマンションの管理組合様が多くなっています。

それではマンションの管理組合様は修繕の方式をどのようにして選ぶのでしょうか？

一般的にマンションの大規模修繕工事では大規模修繕計画に基づき管理会社より管理組合様に提案します。

管理組合様によりましては独自に勉強会などへの出席をして情報を収集さることもあります。

管理組合の皆さまが勉強会などで得た知識を確認したり、疑問を解決するためにマンション大規模修繕工事.comを運営しております住商産業株式会社では設計監理方式と責任施工方式の両方に対応しており、現場で管理組合様とお話しすることも多いので、お答えできることも多いと考えております。

マンション大規模修繕工事福岡.comを運営しております住商産業株式会社での工事実績を鑑みますとマンション大規模修繕工事はマンションの戸数４０戸前後を境にして 設計管理方式と責任施工方式 に概ね分かれております。

設計監理方式は責任施工方式と違い第３者によるチェックが入るメリットがありますがそのための費用が上乗せされます。また、国土交通省が指摘している不適切コンサルが存在しており本来のチェック機能が有効かどうか疑問の声が上がります。

ただでさえ修繕積立金の不足が叫ばれている中、こうした効果と費用のバランスを考えて設計管理方式を再検討する管理組合様もあります。

効果の有無は検討するとしてそもそも設計管理方式は監理会社に支払う費用がかかるものです。

設計監理方式では修繕設計のための見積もりのためにマンションの現場調査をする費用が必要となります。

設計管理方式を採用するにあたり設計事務所に支払う費用は修繕積立金より支出されます。

４０戸と１００戸のマンションを管理する場合、建築士事務所の費用が２．５倍になることはありません。

４０戸未満の戸数のマンションには各戸当たりの費用負担が重くなりますので費用とのバランスの結果として責任施工方式を採用する管理組合様もいらっしゃいます。

責任施工方式でも保険加入が可能な施工会社は修繕計画と実際の工事に差異がないか保険会社の検査も受けることができますので安心です。

それぞれの方式には一長一短があります。急いでどちらかに決める前にマンション大規模修繕工事の進め方を勉強してみませんか？

マンションの大規模修繕工事福岡.comへのお問い合わせは無料です。

管理会社からそろそろ大規模修繕工事の時期だとお話があったらまず管理組合の皆さまで勉強会から始めましょう。